「後半自分は強い」オリンピック初出場の櫻井つぐみが逆転で“難敵”破り決勝進出
◇パリオリンピック2024 レスリング女子57キロ級準決勝(大会14日目=日本時間8日、シャンドマルス・アリーナ) 【画像】吉田沙保里さんを倒したマルーリス選手(左)に勝利し決勝進出を決めた桜井つぐみ選手(右) レスリング女子57キロ級の櫻井つぐみ選手が決勝進出を決め銀メダル以上を確定させました。 準決勝の相手はリオオリンピック決勝で吉田沙保里さんを破ったアメリカのマルーリス選手。 第1ピリオド、開始35秒で相手にバックをとられ先制ポイントを奪われますが、2分38秒には相手の一瞬の隙をつき逆転に成功します。 第2ピリオドには、相手のバックをとり2点を追加。さらにアンクルフォールドで相手を返し大量点を奪うと、最後までそのポイントを守り切り銀メダル以上を確定させました。 逆転勝利で決勝進出を決めた櫻井選手。試合後には「ポイントは取られてしまったんですけど、そのあと修正することができた。後半自分は強いので後半絶対取れるんだという気持ちで試合に臨みました」と振り返りました。 何度も対戦経験のある相手との試合となったことについては「何回もやってるので対策は練られるんですけど、今回が一番やりにくかったなという感じです」とコメントしました。 日本時間10日に行われる決勝戦へ向けては「明日は絶対勝つという気持ちをもって1試合ですべてを出し切って絶対に優勝できるように頑張ります」と力強く語りました。