サッカー「アジアカップ」の日本代表26人発表。「早い段階で起用できる見通し」の三笘薫を選出
日本サッカー協会(JFA)が1月1日、都内で会見を開き、1月12日に開幕する「AFCアジアカップカタール2023」に出場するSAMURAI BLUE(日本代表)のメンバー26人を発表した。会見にはJFAの山本昌邦ナショナルチームダイレクターと森保一監督が出席した。 海外組では久保建英(レアル・ソシエダ/ESP)、遠藤航(リバプールFC/ENG)、堂安律(SCフライブルク/GER)といった常連組が順当に選ばれた。ケガで戦線離脱中の三笘薫(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC/ENG)がメンバー入りしたのに対し、この日行われたタイ代表との国際親善試合で先発出場し1得点を挙げた田中碧(デュッセルドルフ/GER)は選出されなかった。 森保監督は三笘については「大会の初戦で起用できるかどうかはまだ分からないが、ケガの回復は順調と聞いている。代表とクラブのメディカルで連絡を取っていただき、大会期間中の早い段階で起用できるという見通しのもと選出させていただいた」などと明かした。 一方、田中のほかにも常連組の鎌田大地(SSラツィオ)、古橋亨梧(セルティックFC)も選に漏れたことについては「招集していない選手一人一人のお話は避けさせていただければ。招集できる条件の中でのベストということでこのグループを作らせていただいている。詳しくは話せないが、選手にも置かれているいろいろな状況があって招集できなかったりということもある。グループ全体を見て、招集していないのは今おっしゃられた選手以外にも該当する選手はたくさんいる。カタールのアジアカップでチーム編成するにあたって、いろいろな条件の中でベストのメンバーを選んだということでご理解いただければ」と語るにとどめた。 グループDの日本は1月14日にベトナム代表、19日にイラク代表、24日にインドネシア代表と対戦する。グループリーグを勝ち上がると28日から始まるラウンド16に進出する。