ラツィオで生まれ変わった鎌田大地に再びイタリアで称賛の声!「彼は中盤の支配者」「美しい縫製」 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ラツィオのMF鎌田大地が日本時間12日のエンポリ戦でリーグ戦7試合連続先発して2-0の勝利に貢献し、イタリア紙などから賛辞が贈られている。 【動画】鎌田の強烈ミドルから先制弾!
イゴル・トゥドル率いる7位ラツィオは、日本時間12日に行われたセリエA第36節ラツィオ対エンポリで2-0と勝利して合計59ポイントを獲得。来シーズンの欧州カップ戦(少なくともUEFAカンファレンスリーグ)の出場権を確保した。ラツィオのトゥドル監督が試合終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューでチームのパフォーマンスを振り返った。 「チームは私のカルチョを表現しようとしている。今日の試合は極めて難しかったが、選手たちが最後までふさわしいメンタリティーでプレーし、素晴らしかった。選手たちを褒めたい。チャンピオンズリーグ出場権? 夢を見ている時間はない。残りの2試合をプレーしたうえで、どうなるか見てみよう」 ここまでトゥドル指揮下のリーグ戦全試合に先発している鎌田は、エンポリ戦でも3-4-2-1のボランチとして7戦連続で先発。後半途中から88分まではトップ下でプレーし、攻守両面で印象的な活躍を見せてチームの勝利に貢献した。 そんな鎌田に対し、イタリア紙『La Repubblica』は、チーム内最高評価を得たGKフリストス・マンダスの「8」に次ぐ、「7」の高評価を与えている。「マンダスのほか、ラツィオにおいて生まれ変わったカマダも称賛にふさわしい。彼は中盤の支配者だった」と賛辞を贈った。 ローマの地元メディア『Tag24』も同様に「7」と高く評価。「カマダは至る所にいた」などと鎌田のパフォーマンスを絶賛した。 「彼はラツィオ中盤の基準。裁断と縫製は美しいものだった。ゲンドゥージが好調に見えなかったこともあり、やるべき仕事は多かったが、彼にとって問題にならない。またしても注目に値するパフォーマンスを披露。プラスアルファのファクターとなった」 このほか大手メディアの『Sky Sport』も鎌田のパフォーマンスをMVPのマンダスの「7」に迫る「6.5」と採点したが、『Mediaset』は「6」と及第点の評価を下している。