<速報>亀岡元衆院議員を書類送検 選挙区内で寄付行為の疑い
10月27日投開票の衆院選の公示直前、選挙区内の神社例大祭に参加した団体に計24万円を寄付したとして、福島県警は26日、公選法違反(寄付行為)の疑いで、福島1区から立候補し落選した自民党の亀岡偉民元復興副大臣(69)を書類送検した。起訴を求める厳重処分の意見書を付けた。県警は亀岡氏の認否を明らかにしていない。 書類送検容疑は衆院選の公示(10月15日)前の同月3~13日に二十数回、福島市と同県二本松市にある神社の例大祭などに参加した団体に計24万円を寄付した疑い。 亀岡氏は2005年に初当選し、旧安倍派に所属して文部科学副大臣や復興副大臣などを歴任。派閥裏金事件を巡り、政治資金収支報告書に18年から5年間で計348万円の不記載があり、今年4月に幹事長注意を受けた。10月の衆院選では比例代表との重複立候補が認められず、立憲民主党の金子恵美氏に約4万票差で敗れた。