【台湾】台風21号の農畜水産物・民間施設被害、7億元
台湾農業部(農業省)は2日、台風21号(コンレイ)による農畜水産物と民間施設への推定被害額が同日午後5時時点で6億9,953万台湾元(約33億5,600万円)に上ったと発表した。 内訳は、農産物が5億9,816万元、水産物が315万元、畜産物が84万元、民間施設が9,737万元。 農畜水産物と民間施設への推定被害額を県市別に見ると、花蓮県が2億2,682万元で最多だった。以下は◇雲林県:1億7,854万元◇台東県:1億7,772万元◇新北市:1,881万元◇台中市:1,832万元――などとなった。 農産物の被害面積は1万5,025ヘクタール。被害が多かった作物は水稲(推定被害額1億7,504万元)、バンレイシ(同1億652万元)、ニンニク(同4,768万元)、食用トウモロコシ(同3,754万元)、ラッカセイ(同2,202万元)となっている。