木田さん 軽妙トーク ミリスタ―日ハム2軍 「石川のため、できること考えた」
日本海リーグ・石川ミリオンスターズと北海道日本ハムファイターズ2軍との交流戦は6日、金沢市民野球場で行われた。元ミリスタGMでファイターズGM代行の木田優夫さんが訪れ、軽妙なトークと、得意の似顔絵を披露。スタンドに詰め掛けたファン1354人は夏の夜に野球の魅力をたっぷりと楽しんだ。 【写真】スタンドのファンにボールを投げ込む稲葉監督 試合前には木田さんがマイクを握り、ミリスタGMだった頃に恒例だったトークショーが「復活」した。 ミリスタのマスコット「タン坊」とスタンドに姿を見せた木田さんは「昔を思い出して上がってきちゃいました。石川の皆さん、ご無沙汰してます」とあいさつした。ミリスタ時代に自らデザインした「タン坊」を「体形がちょっと不摂生じゃないか」と冷やかす場面も。元日の地震に触れて「お世話になった石川のため、何かできることがないか考えた。今日は楽しんでほしい」と呼び掛けた。 金沢学院大附属中1年の塚田寛太郎さんが始球式でピッチャーを務めた。東京五輪で侍ジャパンの監督を務めた稲葉篤紀氏が率いるファイターズ2軍は若手主体のメンバーで臨み、試合はファイターズが12―3で勝った。介護事業のサンケアホールディングス(金沢市)が協賛した。 五回終了時に抽選会が開かれ、ファイターズの選手の直筆サイン入りユニホームや色紙、木田さんが即興で似顔絵を描いてくれる権利がプレゼントされた。ファイターズ選手の打撃練習を見学できるツアーが試合前に催され、試合後は記念撮影会が行われた。