子どもの習いごとを始めてみて気づいた…「思っていた以上に大変だった」こと。母親たちのリアルな声
子どもに「やる気の波」がある
たとえ子どもが望んだ習いごとだったとしても、「行きたくない」「やりたくない」の時期がやってくることもあるようです。 「ピアノ。練習を嫌がって大変だった」(43歳・主婦) 「スイミングでは、顔に水が付けられるようになるまでの時期を乗り切るのがきつかった」(49歳・総務・人事・事務) 「泳げないと困るからスイミングを習わせたんですが、本人は嫌がっていたのでやる気にさせるのがたいへんでした」(50歳・総務・人事・事務) 子どものやる気が落ちてきたときに「無理していかなくていいんだよ」と言うべきか、励ますべきか、無理やり連れて行って気分が変わるのを待つか……。毎月、少なからぬ費用もかかっているからこそ、親にとっては悩ましい問題です。
習いごとが子どもに「合わなかった」
続いて、習いごとが子どもに合わなかったケースです。 「勝負ごとの習いごとは、本人の性格上合わなかった」(49歳・主婦) 「そろばん教室に通ったが長続きしない」(57歳・総務・人事・事務) 習いごとの内容、先生やチームメイトの相性など、“合わない”と感じた要因はいろいろあるかもしれませんが、学校と違って、スパッとやめやすいのが習いごとの特徴。衣装やグッズなどの“初期投資”にお金を使った場合、親の未練が残りますが、子どもの様子を見ながら、“やめる”という決断を迫られるケースもあります。
レッスン費以外の「コスト」がかかることがある
月謝以外のコストがかかる、という声です。 「子どもがチアリーディングを習っていた。その練習自体では苦労はしなかったが、大会のたびに衣装やヘアメイク代がかかり、想定外の出費が多かった」(55歳・その他) 「バレエは、お金がかかる」(40歳・公務員) 「通わせている習いごとが年々、値上がりしている。冬はそれにプラスして暖房費がかかる」(43歳・総務・人事・事務) 月謝のほかに、衣装、用具、教材、送迎用のガソリン費などがかかるケースもありました。
「スケジュール管理」が難しい
スケジュール管理に関する回答です。 「年中のときにスイミングを始めた。風邪で欠席しても振り替えられるのだが、翌週がめちゃくちゃ忙しくなって子どもが疲れてしまう」(42歳・パート勤務) 「出掛ける予定を組みにくくなる」(33歳・その他) 「習い事というか、スポーツ少年団で野球を始めた。土日祝ほとんど練習なので、家族でお出かけが減った」(35歳・主婦) 習いごとを始めると、1カ月のカレンダーの中に固定の用事が書き込まれます。習いごとを掛け持ちしていたり、きょうだいがいたりすると、家族の予定を組むのが大変になるケースも……。