酒に酔って「モペット」運転、会社役員の男を容疑で逮捕…「そんなに飲んだという記憶はない」
酒に酔ってペダル付きバイク「モペット」を運転したとして、兵庫県警姫路署は26日、姫路市の会社役員の男(60)を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕した。「そんなに飲んだという記憶はない」と容疑を一部否認しているという。県警によると、モペットでの飲酒運転の摘発は県内初という。
発表によると、男は24日午後5時25分頃、酒に酔った状態で同市城東町清水の市道でモペットを運転した疑い。パトロール中の署員がヘルメット未着用で、ナンバープレートがないことを確認。血液からは基準値の約3倍のアルコール分が検出されたという。
◇ モペットは、ペダルはあるが電動モーターのみで走行が可能。今月1日に施行された改正道路交通法で原付きバイクなどに分類され、ヘルメットやナンバープレートの装着、自賠責への加入などが義務化されている。