【NFL】QB争いに期限が設定されていないことには「良い点と悪い点がある」とレイダースWRアダムス
ラスベガス・レイダースはトレーニングキャンプで、最も興味深いポジション争いの1つを繰り広げている。クオーターバック(QB)のエイダン・オコンネルとガードナー・ミンシューはレイダースで先発の座を争っているところだ。2024年シーズンの初戦に誰が先発QBになるのかという疑問が浮上している中で、そこには良い点も悪い点もあるとワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスは考えている。
『ESPN』によると、アダムスは先日、「(タイムラインがないことには)良い点と悪い点があるけど、結局のところ、チームは両方に十分なレップスを担当させているし、全員でコミュニケーションがとれている」と話したという。
「俺たちは本当にオープンに会話しているし、すべてのクオーターバックと練習している。俺は常に観察していて、あらゆることを見ながら、ガードナーとエイダンのボールの出し方を学んでいる。何事にも注意を払っているんだ」
レイダースがヘッドコーチ(HC)を務めていたジョシュ・マクダニエルズをシーズン途中に解任し、ジミー・ガロポロをベンチに下げた後に先発を任されたオコンネルの2023年シーズンにおけるパフォーマンスは確かに印象的だった。ドラフト4巡目指名を受けたパーデュー大学出身のオコンネルは、新人として11試合に出場してパス成功率62.1%、2,218ヤード、タッチダウン対インターセプト比12対7、パサーレーティング83.9を記録。オコンネルが指揮を執る中でレイダースは5勝5敗となっている。
アントニオ・ピアースをフルタイムのヘッドコーチとして採用したレイダースは、フリーエージェント(FA)だったミンシューと2年2,500万ドル(約36億2,349万円)の契約を結んでQB陣にベテラン選手を加えた。2023年、ミンシューはシーズン終了につながる肩のケガに見舞われたQBアンソニー・リチャードソンの代役を務めたときに、インディアナポリス・コルツに活力を与えている。先発としてチームを7勝6敗に導いたミンシューは、パス成功率62.2%、3,305ヤード、タッチダウン15回、インターセプト9回を記録し、キャリアで初めてプロボウルに選出された。