安和桟橋の死傷事故 沖縄防衛局が安全対策を講じるよう県に再要請
沖縄テレビ
2024年6月、名護市安和で普天間基地の移設工事に抗議する市民と警備員がダンプカーに轢かれ死傷した事故を巡り、沖縄防衛局は県に対し、現場の安全対策を講じるよう2度目の要請をしました。 この事故は2024年6月、名護市の安和桟橋の出入り口付近で埋め立て用土砂を運搬するダンプカーに警備員の男性がひかれ死亡し、移設工事に抗議する女性も重傷を負ったものです。 事故を受け沖縄防衛局は8月、ガードレールを設置するなど再発防止策を講じるよう県に求めていましたが、これまで何ら対策がとられていないとして11月22日に再度要請しました。 要請文では、「事故は民間事業者が行う作業を妨害する者による行動に起因したもの」と位置づけ、市民による抗議行動を「妨害」と表現し、県による対応が極めて重要だと指摘しています。 県の担当者は「道路管理者としてどのような対応ができるか検討している」という事です。
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