「並外れた才能と謙虚さが組み合わさった多才な選手」躍動する伊代表バレッラをインテルCEOが絶賛…補強にも言及 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】インテルのジュゼッペ・マロッタCEOが16日、イタリアサッカー連盟(FIGC)が主催したイベントに出席した際、指揮官やFWラウタロ・マルティネスの契約延長に言及したほか、MFニコロ・バレッラを絶賛した。 【動画】北川義隆がインテルに直撃取材!ラウタロ! デ・フライ! テュラム! マテラッツィ!
セリエA王者のインテルは今夏、ジェノアのGKジョゼップ・マルティネスやMFアルベルト・グズムントソンらへ熱視線を送る一方、3年ぶりとなるスクデットの獲得に貢献したシモーネ・インザーギ監督や主将ラウタロ・マルティネスとの契約更新に取り組んでいる。 16日、イタリアサッカー連盟が主催したイベントに出席したジュゼッペ・マロッタCEOがイタリアメディア『Sky Sport』のインタビューで語り、インテル指揮官らとの契約延長が間近に迫っていることを明かしたほか、補強にも言及し、来シーズンのチームに自信を見せた。 「われわれは全てに注意を傾けているが、重要なのは、選手一人ひとりが帰属意識を持つことだ。状況は穏やかと言える。ラウタロの契約延長は、実質上、完了していて、あとはサインだけだ。チームの付加価値であることを示したインザーギも同様だ」 「双方が共に継続することを望んでいて、問題はないだろう。彼のサイクルは、折り返し地点にすら到達していない。それにわれわれは、EUROにより多くの選手を送り込んだクラブでもあるんだ」 「メルカートに関して、(ディレクター勢にピエロ)アウジリオや(ダリオ)バッチンのようなプロフェッショナルがいて恵まれている。(メフディ)タレミや(ピオトル)ジエリンスキの(フリーでの)獲得により、われわれのメルカートはほぼ固まった。また一方で、スクデットを獲得したチームを温存することもできた。すなわちクオリティのレベルはかなり高いということを意味する」 続いてインテルCEOは、EURO2024のイタリア対アルバニア(イタリアが2-1で勝利)で決勝点を挙げるなどの活躍を見せたイタリア代表MFニコロ・バレッラに賛辞を贈った。 「彼は並外れた才能と一兵卒の謙虚さが組み合わさった選手だ。現代的で万能なプレーヤーであり、戦術眼やサポート能力、正確なパスを持っていて、(ハカン)チャルハノールの役割をこなすこともできるはずだ。素晴らしいテクニックの基礎を持っている。一言で言えば、彼は多才な選手だ」