120キロ吉本の巨漢芸人、年末に倒れ救急搬送「ドテーンってなって…」ほんこんが明かす
お笑い芸人ほんこん(61)が4日、ラジオ大阪「土曜の午後は、トコトンほんこん!」(土曜午後1時)に出演。同番組で共演する「シンクタンク」のタンク(53)が昨年末に倒れ、救急搬送されていたことを明かした。 【写真】救急搬送されたシンクタンク 「新年明けて今日4日、朝6時に電話くれとフロントに言うてたけど、電話かかってきたん6時34分や」とぼやいてスタートしたほんこん。昨年12月28日放送の前回同番組を休演していたタンクが、同日放送スタートの直前、スタジオで倒れていたことを伝えた。 この日、オープニングの途中、ほんこんは「それよりかお前、去年の暮れや! 12月28日」と切り出し、即座にタンクが「たいへんご迷惑おかけしました」と謝罪。ほんこんは「何やねん! お前、金欠か知らんけど、めまいで倒れやがって」とつっこんだ。 タンクは「めまいの理由まで…」と苦笑しながらも、「貧血も金欠もどっちもやったんですけど。ちょっと心拍数の乱れがあって。太りすぎなんでしょうね、僕」と説明した。 タンクといえば、もともと大柄なタレントとして知られるが、公式サイトには「身長176セセンチ、体重95キロ」と記されているものの、実際には「いま、120キロぐらい」と告白した。 ほんこんによると、昨年の前回放送時、自身が先にスタジオ入りしており、プロデューサーと打ち合わせをしていたところ、タンクが入ってきた。 「『お願いしま~す』って言うた途端、ドテーンってなって。オレ、つまずきよったと思って。パッと見たらあおむけで、ちょっと震えとんねん」 ほんこんが当時の状況を語り、倒れた後は「右手を口元に当てて。唇がホンマにきったない色になっていくねん」と続けた。さらに「くも膜下(出血)とか、脳梗塞もあるからと思って」と振り返り、気道確保を考えたという。 「口開けて、あ~ってけいれんしてたら、かかとかひじを(タンクの口に)つっこんだろうと思って。舌かんだらあかんやん」 かかと、ひじを思いついた理由には「指とかやったらかみきるかもわかれへん」とあげた。 ほんこんは、すぐさま救急車を手配したが、「こいつがきったない紫色(の唇)になってて。右手をちょっとあごの下に置いて『兄さん、大丈夫です』って。憎たらしい顔で言いよんねん。そんで立とうとしよんねん」。立ち上がろうとするタンクを「お前、立つな! 動くな!」と制したことも明かした。 タンクは120キロの巨体ゆえ、ほんこんは「その辺のカジキマグロやったら負けよんで」と状況を述懐。毒舌をまじえて振り返りつつも「変ないびきもしてないから、これは大丈夫と思って。で、3回ぐらい立ち上がろうとしよんねん」と思い起こした。 ほんこんを慌てさせた原因について、タンクは「心拍数の乱れだけで、いろいろと調べていただいたんですけど何もなかった」。倒れた瞬間には「ゆがむんですよね。ムニャムニャと」と打ち明けた。 ほんこんによると、救急車の到着は早く「お前(午後1時の)5分前ぐらいに入って、1時5分には救急隊の人、来はった」。ほんこんは、タンクに運動による減量、禁煙を勧めていた。