【バスケ】男子代表、五輪初戦の相手ドイツと異例の強化試合 女子はフランスと手合わせ
パリ五輪に出場するバスケットボール男子日本代表(世界ランキング26位)が、五輪初戦で激突するドイツ(同3位)と本番直前に強化試合を行うことになった。8日までに国際連盟(FIBA)やドイツ協会が公表した。 パリ五輪1次リーグB組の日本は、7月27日の初戦で、昨夏のワールドカップ(W杯)優勝国ドイツと対戦。その8日前の同月19日に、両チームはベルリンで手合わせする運びとなった。本番で激突するチーム同士が直前に練習試合を行うことは異例だが、日独の両協会は長年にわたりパートナーシップを結んでいることもあり実現した。 来季からBリーグでプレーする意向を示している渡辺雄太は、形式上は6月末までグリズリーズとの契約が残る。そのため規則上、6月中は代表活動に加われない。パリ五輪出場について現在検討中の八村塁(レイカーズ)が参加する場合も、代表活動は五輪初戦の28日前からに制限される。本番直前に強豪と練習試合を組めることは、チーム内の連係を高める上でも大きい。 東京オリンピック(五輪)銀メダルの女子日本代表(世界ランキング9位)も、7月19日に開催国フランス(同7位)と現地で強化試合を行う。地元国との一戦は、目標の金メダル獲得に向け、総仕上げの場となりそうだ。