相模原弥栄キャプテンDF原田泰地「全国行って弥栄が強いところを見せたい」
6月9日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ（総体）神奈川予選の2次予選の準々決勝が開催され、相模原弥栄が市立橘を1-0で破り準決勝進出を決めた。 【フォトギャラリー】弥栄 vs 橘 終了のホイッスルと共にピッチには白いユニフォームを纏った笑顔の輪ができた。 前日の高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 関東1部勢の桐蔭学園に続き、この日も強豪の市立橘を撃破した弥栄。その弥栄を後方から支えるのがキャプテンDF3原田泰地だ。 「前半は相手をリスペクトしすぎてゴール前に行けなかった」 知らず知らずの内に自分たちのペースを失いかけていた。それを見逃さなかった菅野光裕監督の「自信を持って繋いでもっとチャレンジしていこう」の言葉に送り出されると、46分のFW9北村恒晴のゴールを機に前半は相手に負けていた声も出る様になった。自分たちのストロングポイントを発揮し、前がかりになる相手の攻撃にも身体を張ってボールを奪い、手薄となった相手の裏を大胆なサイトチェンジとカウンターで狙い、そして見事に勝ち切った。 「大会前から自分たちのサッカーが上手くいっていて、この大会でもしっかり自信持って臨めている。(準決勝も等々力陸上競技場での試合も)自分たちにとっては初めての経験ですが、いつも通り落ち着いてプレーできれば自分たちのサッカーができると思います」と胸を張った。そして「昔の強かった弥栄をもう一回取り戻して全国行って弥栄が強いところを見せたいです」と最後はキャプテンらしくキッパリと言い切った。 (文・写真＝西山和広)
