EURO2024は今月14日に開幕

EURO開幕前最後の強化試合に勝利したドイツ代表　photo/Getty images

7日、EURO2024開幕に向けた国際親善試合が行われ、ドイツ代表とギリシャ代表が対戦した。 EURO2024の開催国であるドイツにとっては、1週間後に開幕する本番に向けた最後の強化試合となった本試合。指揮官のユリアン・ナーゲルスマン監督はスコアレスドローに終わった3日のウクライナ代表戦からスターティングメンバーを2名入れ替え、MFトニ・クロースとDFアントニオ・リュディガーを先発起用した。 一進一退の攻防が続く中、試合は33分にギリシャ代表が先制。ギリシャ代表フリストス・ツォリスがゴール右下を狙ってミドルシュートを放つと、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが痛恨のキャッチミス。こぼれ球をヨルゴス・マスラスが押し込んだ形となった。 その後は両者譲らない展開が続いていたが、55分にドイツ代表が試合を振り出しに戻す。レロイ・サネの折り返しをボックス中央に構えていたカイ・ハフェルツが収め、反転から左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。 同点後は怒涛の猛攻を仕掛けるドイツ代表は83分にベンヤミン・ヘンリヒスが強烈なミドルシュートを放つも、クロスバー直撃。それでも89分、ペナルティエリア手前のこぼれ球に反応したパスカル・グロスが、鮮やかなボレーシュートをゴール右隅へ叩き込み、逆転ゴールを記録。試合はこのまま終了し、ドイツ代表が2-1で逆転勝利を収めた。 EURO2024でグループAに入ったドイツ代表は14日の開幕戦でスコットランド代表と対戦。その後は19日にハンガリー代表と、23日にはスイス代表と対戦する予定となっている。