パーソルクロステクノロジー、Microsoft Power PlatformによりDX化を促進する「モダナイゼーション支援サービス」
パーソルクロステクノロジー株式会社は14日、「2025年の崖」を解決し、生産性向上に向けた「モダナイゼーション支援サービス」を提供開始すると発表した。 パーソルクロステクノロジーでは、企業がDX化を進められない背景には、20年以上前に当時の担当者が作ったマクロデータやシステムをそのまま使用し続けており、設計書がなく作り直せずに仕方なく古いまま運用しているといった、DX推進スキルを持った人材がいないという声が聞かれると説明。古いマクロデータやシステムをそのまま使用することで、作業が非効率であったり、法令が変わったり機能を追加したい際に不具合が起こるなど、企業の大きな損害につながりかねないと指摘する。 こうした課題に対し、パーソルクロステクノロジーでは、Microsoft Power Platformの活用によりレガシーシステムを刷新するモダナイゼーション支援サービスを提供する。 サービスでは、顧客が使用中のExcelやAccessを使用したマクロデータの課題をヒアリングし、業務に最適化された状態でMicrosoft Power Platformに移行する。また、パーソルクロステクノロジーのこれまでの知見と蓄積したデータを生かしたモダナイゼーションツールを用いることで、コード解析作業を省力化し、リバースエンジニアリングを行う。 Microsoft Power Platformへ移行することで、これまで設計内容が不明瞭で仕方なく使っていたようなシステムが明瞭化され、属人化の解消につながると説明。専任の担当者が不在でも柔軟に対応でき、業務が滞ることがなくなるとともに、Microsoft Power Platformを活用することで、業務の効率化だけでなく、セキュリティ強化も図れるとしている。
クラウド Watch,三柳 英樹