インタビューに応じたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ[写真]=Getty Images

　大手スペイン語メディアの『インフォバエ』は7日、インテル・マイアミ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのインタビューを報じた。 　コパ・アメリカ2024直前のアルゼンチン代表は、メッシが所属するインテル・マイアミのクラブ施設でトレーニングキャンプを行い、9日と14日に国際親善試合の2試合を戦う予定となっている。 　『インフォバエ』のインタビューを受けたメッシは、現在のキャンプ地であり、クラブの本拠地でもあるマイアミについて、「良い点として、ここでは誰も自分に注目しないし、誰もが自分自身でいられるんだ。何の問題も起こらない」とコメント。ヨーロッパや南米よりも平穏に過ごせるアメリカにポジティブな印象を持っていることを明かした。 　50分に渡るロングインタビューのなかで、祖母との思い出に話題が移ると、メッシは「祖母は特別なんだ。自分と祖母は一日中、ほとんど一緒に過ごした。けれど、自分が11歳のときに亡くなってしまった。自分はとても若かったし、祖母とはとても仲が良かったからとても苦しんだ。祖母と自分の愛はとても大きなものだったんだ」と、両手の指を天に向けてゴールを捧げている祖母への想いも語った。 　また、質問者から「現在の世界最強のクラブはどこか」と問われたメッシは、「結果ならば、世界最強のチームはレアル・マドリード。彼らはチャンピオンズリーグの優勝チームだ」と回答。ただ、「プレースタイルなら自分はジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティが好きなんだ」と自らの見解を示した。 　コパ・アメリカ2024は現地時間6月20日から開幕する。同大会に向けて、メッシは「最近の国際大会ですべて勝ってきたということを別にしても、アルゼンチン代表は優勝候補だと思う。同じく、ブラジル代表も優勝候補だ」と語りつつも、「現在、他の南米の国もとても強い。ウルグアイはとてもいいし、コロンビアやエクアドルもいい」と、大会参加国の戦力が拮抗していると説明した。