フジパン「白いコッペ」発売、ベルギー産チョコレート使用のクリームをサンド、ロングセラー「黒コッペ」と対照的な白いコッペパン
フジパンは8月1日、新商品「白いコッペ」を発売する。 【ほかの画像】フジパン「黒コッペ」黒糖風味のパン生地にミルク風味クリームをサンド、約50年ぶりの復活販売から20周年
フジパン売上N0.1の菓子パン「黒コッペ」と対照的な色合いに仕上げたコッペパン。北海道を除く全国のスーパー、ドラッグストアなどで販売。北海道エリアは、株式会社ロバパンが製造販売を行う。オープン価格。
〈フジパン 新商品「白いコッペ」概要〉
「白いコッペ」は、“ふんわりとソフト”な白いパン生地で、チョコクリームを挟んだコッペパン。チョコクリームは、ベルギー産チョコレートを使い、くちどけの良さにこだわったという。パッケージは白を基調とし、ロングセラー商品「黒コッペ」との対比を考えたデザインに仕上げた。 ◆ロングセラー商品「黒コッペ」 なお、フジパンの「黒コッペ」は、黒糖風味のコッペパンにミルク風味のクリームを挟んだ商品で、発売20周年を迎えた。もともとの誕生は1951年。現在の社名の前身である「富士製パン株式会社」を設立して間もない頃で、1958年には、全製品の完全自動包装を実現するなど機械化が大きく進み、安定した品質と生産が可能となった時代だった。 その後、「黒コッペ」は順調に製造を続けていたが、新製品の登場とともに製造を終了。約50年後の2004年頃に起きた“昭和レトロブーム”をきっかけに、当時の若手社員が先輩社員の記憶を頼りに、試行錯誤を重ね復活。現在の「黒コッペ」の黒糖が香るパン生地と、ミルク風味のクリームの組み合わせが完成したという。
食品産業新聞社
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