ANA、羽田3タミ臨時ラウンジ3/30終了 2タミ国際線拡充で
全日本空輸(ANA/NH)は、羽田空港第3(旧称国際線)ターミナルのサテライトエリアに臨時設置した「ANAラウンジ(ANA LOUNGE)」の営業を、冬ダイヤ最終日の3月30日で終了する。翌31日から第2ターミナル出発の国際線を拡大し、ラウンジも本格稼働するため。 【写真】"幻"とも言われたANAの羽田2タミ国際線ラウンジ 臨時のANAラウンジは、2023年3月26日から114番ゲート付近で営業開始。国際線旅客が回復傾向に入り、午前6時から午前11時までと時間を限定し、第3ターミナルでは2カ所目のANAラウンジとして臨時営業を始めた。 夏ダイヤ初日の3月31日からは、第2ターミナルの国際線施設にあるラウンジの提供座席数を拡大。現在閉鎖しているエリアをオープンし、本来の座席数約1300席に戻す。また、最上級会員向け「ANAスイートラウンジ(ANA SUITE LOUNGE)」では、LIVEキッチンとBARカウンターの営業時間を拡大する。 2タミの国際線施設は2020年3月29日に開業したものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、4月10日までのわずか13日間の営業で一時閉鎖。2023年7月19日から約3年3カ月ぶりに再開した。 当初は1日5便、冬ダイヤ初日の10月29日からは、ANAが運航する羽田発の国際線の4割にあたる16便に増え、羽田発の欧州行きは全便がT2発になった。3月31日からは6割にあたる26便に拡大する(関連記事)。
Tadayuki YOSHIKAWA