県内にインフルエンザ警報が発令 年末に感染者数が大幅に増加 手洗いやうがい 換気の徹底などを呼びかけ
FBC福井放送
年末にかけてインフルエンザの感染者数が大幅に増えたことから、県は8日、インフルエンザ警報を出して一層の感染対策に努めるよう呼びかけています。 県によりますと、12月23日から29日までの1週間に、県内で新たにインフルエンザに感染した人の数は、1医療機関あたり39.13人と、前の週の21.69人から大幅に増加して、今シーズン初めて警報の基準となる30人を上回りました。 一方で、12月30日から1月5日までの直近1週間の感染者数は26.72人と減少し、医療機関の正月休みによる受診者数の減少が影響したとみられます。 全国では、すでに1医療機関あたりの感染者数が80人に達している地域もあることから、県では今後さらに感染者が増える可能性もあるとみて、「インフルエンザ警報」を出し、手洗いやうがい、マスクの着用や部屋の換気の徹底などを呼びかけています。