三菱重、高効率ガスタービン設備の需要増見込む-26年度までに25%増
(ブルームバーグ): 三菱重工業の泉沢清次社長は5日、高効率でデータセンター向けの用途などで拡大している「ガスタービンコンバインドサイクル発電設備」の世界需要が2026年度までに現在の年間40ギガワットから50ギガワットまで増えるとの見通しを示した。
泉沢氏は都内で開いた決算会見で、中東での脱石油などの燃料転換事業や米国でのデータセンター向け需要の影響で同社でも商談が増加していると述べた。需要増を受け、人的リソースを26年度までに1割増加させるほか、生産ラインの能力増強などに取り組み、「トップシェアの維持を図っていきたい」とした。
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Tsuyoshi Inajima