斎藤工 児童養護施設の子供たちとの交流で…“忘れられない表情”回想 そこから積極的に「通うように」
俳優の斎藤工(43)が10日、TOKYO FM「坂本美雨のディア・フレンズ」(月~木曜前11・00)にゲスト出演。児童養護施設の子供たちと交流する中での、忘れられない思い出を語った。 【写真あり】斎藤工 もふもふワンコとたわむれるベテラン俳優を激写!「可愛すぎ」「くっそモフりてぇ」の声 斎藤は現在公開中で、東京にある児童養護施設に密着したドキュメンタリー映画「大きな家」(監督竹林亮)の企画・プロデュースを務めた。 同作は4年前に、都内にある児童養護施設で暮らす子供と交流した斎藤が、施設を訪問する中で「子供たちの日常にスポットを当てた映画を作りたい」と発案した。当時「イベントのスタッフの1人として出会った養護施設の子供たちとの“じゃあまたね”っていうその言葉がどうしてもなかったんです。1日限りだったので。そのとき彼らが“もう来ないんだ”っていう寂しげな目をしたのが忘れられなかった」といい、そこから「意地のような感覚で、クリスマスにプレゼントを配る係とか、施設の方に了承をいただいてとにかく通うようになった」とそのきっかけを語った。 そんな中「竹林亮監督の『14歳の栞』という映画がちょうどパルコ劇場さんで公開になって。それを見に行ったときに同意書が渡されて。中学2年生の1クラスを主役にしたドキュメンタリーだったんですけど、“彼らを一緒に守ってください”っていう内容で。劇場のみで出会える作品という守り方をしていたんです。それを見て、点と点が線になって、養護施設でいろんな事情を抱えた子供たちのプライバシーを守りながら映画に出来るんじゃないかという、偶然の必然が生まれました」と同作にこめた深い思いを明かしていた。