J2清水8連勝へ 18日・横浜FCとの“ほこたて”対決へ向け秋葉忠宏監督「亀のようにこもるつもりはない」
J2首位の清水エスパルスは16日、4位・横浜FCとの次節(18日、ニッパツ)に向け三保で一部非公開調整した。秋葉忠宏監督(48)がリーグ屈指の“ほこたて”対決を制して8連勝を奪いにいくことを誓った。 清水がリーグ最多31得点を誇るのに対し、横浜FCは同最少の9失点と守備が光る。「リトリートして亀のようにこもるサッカーをするつもりはない。常に攻撃を貫けるようにしたい」。チームは直近3試合で11得点と破壊力抜群。「圧力をかけながらもリスク管理はしたい」とカウンターや相手の持ち味であるセットプレーを警戒しながら大胆に攻めていく方針だ。 白星を奪えば勝ち点差は15に開く。「我々のサポーターに希望を持ってもらうのはいいが、相手に持たせるわけにはいかない。より強いパワーを持って仕留めたい」。連勝を伸ばして2位以下を引き離し、“1強”体制を固めていく。(武藤 瑞基) 〇…故障で離脱していたMF乾が6試合ぶりに戦列復帰する可能性が浮上した。先発するかは流動的だが「自分の強みを出して、周りの良さを引き出せるようにやっていく」と気合十分。自身が不在の間、チームは2トップがベースとなった。35歳のベテランは「負けないようにやっていく」と主戦場にしてきたトップ下のポジションを奪い返す覚悟を示した。
報知新聞社