【阪神】今季初先発・高橋遥人が勝利投手の権利 5回7奪三振無失点
◇プロ野球セ・リーグ 阪神-広島(11日、京セラドーム) 今季1軍初先発の阪神・高橋遥人投手が勝利投手の権利をもってマウンド降りました。 【画像】8月11日阪神対広島のスターティングメンバー 今季育成スタートだった高橋投手はこの日1軍登録され、2021年以来約3年ぶりに先発投手として先発のマウンドに上がりました。 初回、高橋投手は先頭からいきなり2者連続三振を奪うと、つづく打者にはヒットを許すものの、4番・末包昇大選手も空振り三振と、3つのアウトすべてを三振で奪うすばらしい立ち上がりを見せます。 この投球に味方打線もすぐに応え、先頭の近本光司選手がツーベースヒットでチャンスをつくると、1アウトから3番・森下翔太選手がセンターへのタイムリーヒットを放ち先制。さらに5番・大山悠輔選手がレフトへのツーベースヒットを放ち、貴重な追加点を加えます。 4回、ここまで無失点の好投を続けている高橋投手が、2アウトから味方のエラー、ヒット、フォアボールで満塁のピンチを招きます。それでも続くバッターの石原貴規選手を、この日早くも6つめとなる三振で仕留め失点は許しませんでした。 高橋投手は5回まで投げ、89球7奪三振無失点の好投で勝利投手の権利を持ってマウンドを譲りました。