自衛隊教育部隊での丸刈りルール廃止へ
自衛官の人手不足が問題となる中、防衛省は来年度から、男性の新入隊員に対する丸刈り推奨をやめるなど、髪形や髪の色に関するルールを緩和することを明らかにしました。 これは防衛省が、自衛隊の人的基盤強化に関する有識者検討会に報告したものです。 現在、新入隊員が配属される教育部隊では男性は丸刈り、女性はショートヘアなど部隊ごとに髪形の基準を定めています。 しかしこうした基準は「もはや合理性に乏しい」として緩和した上で統一し、たとえば女性の場合は髪が肩にかからないようまとめることなどを条件に長髪を認めるということです。 防衛省は「昨今は公立高校でも頭髪に関する過度な制約を見直しており、若い人材がどのようなルールで育ってきたかに配慮する必要がある」としています。