食堂のおしぼりに健康被害のリスク…韓国で調査、蛍光増白剤など検出
【12月06日 KOREA WAVE】ソウル市民生司法警察局は3日、おしぼり業者17社を対象に、8~10月に取り締まりとサンプル調査を実施し、7社を摘発したと発表した。 今回の検査では、衛生管理が不十分と見られる11社からおしぼりを回収し、ソウル市保健環境研究院が蛍光増白剤、大腸菌、細菌数に関する基準適合性を検査した。 その結果、全体の41.2%に当たる7カ所で違反が確認された。皮膚障害や消化器官への悪影響が懸念される蛍光増白剤は7カ所中4カ所から検出された。 また、細菌数の検査では全ての業者が基準を大幅に超過。最大で基準値の1500倍に達していた。衛生基準を満たさないおしぼりの使用は食中毒を引き起こすリスクが高いとされる。 摘発された業者は衛生用品管理法に基づき、1年以下の懲役または1000万ウォン(約110万円)以下の罰金が科される可能性がある。 市は無許可営業など不正行為を通報するよう求めており、決定的な証拠を添えた情報提供者には最大2億ウォン(約2200万円)の報奨金が支給される。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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