林官房長官「否定的判断は残念」 USスチール買収中止命令
林芳正官房長官は7日の記者会見で、日本製鉄が米鉄鋼大手USスチール買収計画の中止を命じたバイデン米大統領らを提訴したことについて「個別企業の経営に関する事案であり、コメントは控えたい」と述べた。 【図解】日本製鉄のUSスチール買収を巡る経緯 その上で「バイデン政権によって国家安全保障上の懸念を理由とした否定的判断がされたことは残念だ」と語った。 20日に発足するトランプ次期政権に対しては、「強固な経済関係は2国間関係の基盤であり、日本企業が安心して投資できる重要性を伝えていく」と強調した。