所ジョージが語る「もしもワタシが東京都知事なら。」自然派な所ならではのマニュフェストがユニーク<所ジョージの世田谷ベース>
所ジョージがMCを務める「所さんの世田谷ベース」(毎週土曜夜10:00-10:55、BSフジ)の第420回が、9月7日(土)に放送された。所ジョージ的モノの考え方や閃いた遊び、世の中の楽しみ方を発信する同番組。今回は、「東京の未来、ワタシの未来。」ということで、東京の夏対策などについて考えていく。 【写真】真夏の東京でオートバイの調子を確かめる所ジョージ ■東京の酷暑について持論を展開する所ジョージ 今回の放送では最初に、「もしもワタシが東京都知事なら。」という目を惹くお題が飛び出した。東京を涼しく、住みやすくするぞ計画について考えるべきだとこぼす所。アスファルトの照り返しによって暑くなっているという話から始まり、「番組終わった後にその通りだなと思うと思いますよ」と熱弁をはじめる。 アスファルトの3分の1から2分の1を土に変えれば涼しくなると所は語り、地下水が通っているのだから温度は下がるはずだと続ける。太陽からの日差しだけではなく、アスファルトが熱いのだとわかっているのだから剥がせばいいと所。さらにアスファルトはタイヤが通る「わだち」の部分にしか使われていないのだからそこしか要らないのだと語り、アスファルトを剥がせばいいだろうという持論を展開した。 剥がした部分には何かしらの手を入れて通りやすくする、また海風を阻んでいる高層ビルにも風を通させるなどの手段も提案。そしてそんな話をしているのは、外が暑くてたまらないから外に出たくないのだともらした。普段と異なり、放送が始まった直後から所の部屋から撮影が始まっていたのは酷暑の影響もあったのだという。 その他、思うままにトークを繰り広げる所。広島の友人(RePLAY MOTO SERVICE)が車の修理をするために所の家まで来た話、そしてその際に地元の写真を見せてもらった話や、バイクや車の修理の話も展開され番組で最も熱く語る所の姿を見ることができる。そして自分が10年程前にしたことを他も追従してくることにも言及。その一例がマット塗装で、「所さんもですか!」と言われると「俺が(先に)やったんだよ!」と言いたくなるとこぼしていた。 ■反応の早さが何よりも大事だと仕事仲間からも感じる夏 その他にも、自分がせっかちだからと前置きをしつつも反応が遅い人間が多いと語る所。最近反応が良かった人物として新浜レオンと純烈を挙げた。これくらいじゃないとダメなんだよと語り、なかでも純烈の反応の早さがよかったと嬉しそうにコメント。話がとんとん拍子で進んでいく調子が心地よいようすだった。 次に「無計画なんだけど行っちゃうとかやっちゃうのは大事だよね。新しい何かになるもんね」と、すぐに反応することの大切さを説きはじめる所。しみじみと「反応よかったねえ…」とスタッフと語り合い、新浜レオンについても「すぐ紅白に行くんじゃないの?」と両者への期待をにじませた。 続いてのトークテーマはパジャマ。寝巻にTシャツは汗で張り付いてしまって不快だという話となり、前開きのシャツは楽で良いという話が飛び出す。スタッフが「パジャマってだから(前が)開いてるんですよね…」とこぼした途端、所に火が付いた。かねてよりパジャマの必要性について疑問を持っていたため、パジャマや寝巻について非常に強火なトークを展開しはじめたのだ。 「なんなの寝るための服って!よくわかんないよ…」寝巻やパジャマのデザインや質の良さなど誰が見るのか、寝巻とはそもそもなんなのか…と語り出すと止まらない。「寝心地とか着心地って言ってるけど、眠ちゃったらわかんねえもん」などなど、所の「パジャマ」に対する異様な食いつきにスタッフ一同の笑いが止まらなかった。 ■やはりパジャマに厳しい所ジョージ 所といえば、独自の視点から見る世界観と話術が魅力。持論を繰り広げていくトークには思わず引き込まれてしまうのだが、今回の放送ではそれが特に目立った。 “東京都知事になったら”というのはセンセーショナルな見出しだが、アスファルトを土に変える、高層ビルに風を通させるなど自然を大事にする所ならではの意見が盛りだくさん。思い立ったら行動する派でせっかちな所だけに、なったら実現してしまいそうなのがまた面白い。 パジャマに恨みでもあるのかと思うほど熱いトークも盛り上がった「所さんの世田谷ベース」。次回は9月14日(土)に、BSフジにて放送される。また今回紹介した「東京の未来、ワタシの未来。」はTVerおよびFODで視聴可能だ。