『ワンピ』青キジは黒ひげ海賊団を裏切るのか 「利害の一致」で加入も…その目的とは
青キジが黒ひげ海賊団から抜ける日も近い?
「週刊少年ジャンプ」(集英社)の人気漫画『ONE PIECE』(作:尾田栄一郎)は現在、最終章に突入し大きな盛り上がりを見せている。そんななか海賊島ハチノスにて海軍の中将であるモンキー・D・ガープと、元海軍大将で現在は黒ひげ海賊団の10番船船長を務める青キジことクザンの師弟対決が描かれた。 【写真】「めっちゃ魅力的」「次はナミ!!」と反響…人気アナの「ONE PIECE」海軍たしぎコスプレ姿 (※以下、作品の内容に関するネタバレを含む記述があります) 師弟対決の結果は青キジの勝利となり、ガープは青キジに氷漬けにされ死亡したと思われたが、第1126話「落とし前」にてガープがまだ生きていることが判明した。青キジいわく「正確に言うなら……殺したつもりが生きてたってだけだが……」ということだが、青キジが本気で師匠を殺そうとしたとは考えにくい。 青キジは過去にも親友だった海軍中将のハグワール・D・サウロを氷漬けにしたが、息の根を止めることまではしていなかった。つまり最初から青キジはガープを殺す気がなかったのだろう。ガープが生存していることが明らかになったことにより、ファンの間では「いつ黒ひげを裏切るかによって今後の展開変わるな」など、青キジが黒ひげ海賊団を裏切る展開を期待する声もあがっている。 もともと、青キジは黒ひげ海賊団に「利害の一致」という理由で加入している。青キジにどのような目的があって黒ひげ海賊団に加入したのかは明らかになっていないが、目的が達成されれば黒ひげ海賊団を抜けることがあってもおかしくないだろう。 そして黒ひげも青キジを信用して自らの海賊団に加入させたわけではない。青キジほどの戦力が一時的にでも自身の海賊団に加入するのであれば、自らにメリットがあると考えたのではないだろうか。また黒ひげも青キジの裏切りを見越してか、元七武海のゲッコー・モリアを黒ひげ海賊団に勧誘している。 青キジの裏切りについて、現状では青キジと黒ひげの両方にその可能性が示唆されているようにも感じる。青キジの目的はいったいなんなのか、また、その目的が達成されたときに青キジはそれでも黒ひげ海賊団に残るのか。海軍を抜けたとはいえ、元は海軍大将だった青キジが今後どのように動くのか、『ONE PIECE』は今後も目が離せない展開が続きそうだ。
カキMONO.1