FC東京・小柏剛、出場時間キャリア最少「プレーできればモヤモヤ晴れる」移籍イヤー、ラスト2戦にかける
FC東京のFW小柏剛(26)が15日、小平グラウンドで取材に応じ、ラスト2試合で今季の鬱憤(うっぷん)を晴らすと誓った。 新加入した今季は度重なる離脱もあってリーグ10試合出場にとどまっている。自身の「キャリアワースト」というリーグ265分間という約3試合分の出場時間ながら2得点とピッチに立てば印象的なプレーと高い決定力を示してきた。一方で、自身も「期待をした」という新天地でコンスタントな活躍を見せられていない。そのもどかしさをずっと抱えてきた。 14日から再びチームの全体練習に合流し、この日もフルメニューを消化。小柏は「プレーできればモヤモヤも晴れる。サッカーが解決してくれた」と言い、「シーズン初めの期待値からは程遠いかもしれない。それでも、1試合1試合自分の価値を見せたい」と続けた。小柏が苦しんだ1年の悔しさを残り2試合で吐き出す。
中日スポーツ