メーガン妃、ナイジェリアへ わざわざ「ウィンザー」という名前のドレスでツアーをスタート
現地時間5月10日(金)、ヘンリー王子とメーガン妃がナイジェリアに到着、王室を離脱して以来初めて、アフリカ大陸を訪問した。 【写真】メーガン妃の勝負ドレス選びはなぜ炎上する? ダイアナ元妃と比較
初日に2人は首都アブジャの学校を訪問した。妃はピンクのバックレスのマキシドレスでヘンリー王子と手を繋いで登場した。このこのドレスの名前が注目を集めている。カルフォルニア生まれのブランド「ヘイディ メリック」のドレスでその名も「ウィンザー」。現在のイギリス王室がエリザベス女王の祖父にあたるジョージ5世からウィンザー家なのはご存知の通り。
このドレスは2018年のコレクションで発表されたもの。妃は王子と結婚する直前、もしくは新婚時代に買ったと見られているが、公の場所で着るのは初。ネット上やマスコミからは、新しく買ったわけではないこの名前のドレスをなぜ今わざわざ着用したのかと不思議がる意見が浮上。妃の意図について様々な推測が飛び交っている。王室やロイヤルファミリーに敬意を示したと好意的に考えるファンもいるが、「王室に対するディスだ」「ロイヤルファミリーを愚弄している」と非難する人も少なくない。
ちなみにメーガン妃は同日、衣装を着替えて防衛省を訪問。義理の母にあたるダイアナ元妃が1990年にナイジェリアを訪問したときに同じように白いスーツにゴールドのチョーカーというスタイルを披露した。
今回ナイジェリアを訪問するにあたって妃がダイアナ元妃を意識していたのはほぼ確実。新聞「ニューヨークポスト」によると妃が翌日のレセプションでつけていたクロスのネックレスは元妃のものだったという。
もう1つ妃が今回のナイジェリア訪問で意識していたのは、同国が妃のルーツであること。妃は数年前に遺伝子を検査、その結果から43%がナイジェリア人であることが判明したと自分のポッドキャストで報告していた。
妃は今回のナイジェリア訪問でパネルディスカッションに出席、ナイジェリアの元外務相で世界貿易機関(WTO)事務局長であるンゴジ・オコンジョ=イウェアラと対談した。ここでルーツの発見について話が出ると、妃は「とても驚くような、視界が開ける経験だった」とコメント。「自分のレガシーについて知れたこと、これがこれから始まる発見の始まりに過ぎないことを思うと謙虚な気持ちになる」と答えていた。
最終日にはナイジェリア滞在中にプレゼントされたスカートを着用して空港に到着した妃。妃はパネルディスカッションでこのスカートについて「(プレゼントされたことで)私はもっとカラフルな服を着る必要があるということなんだと気がついた」と話していた。この発言からもそれなりにいろいろ意識してコーディネートを決めていることがうかがえる。「ウィンザー」を選んだわけが明らかになるのを待ちたい。