【MLB】メッツ11得点でフィリーズに大勝 キンタナが7回無失点の快投 リンドーアは腰の痛みで途中交代
【メッツ11-3フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間9月14日、ナ・リーグのワイルドカード争いで3位につけているメッツは敵地シチズンズバンク・パークでのフィリーズ3連戦がスタート。同地区対決3連戦の初戦が投打がガッチリと噛み合い、11対3の大勝となった。メッツ先発のホセ・キンタナは7回94球を投げて被安打3、奪三振4、与四球0、失点0と安定感抜群のピッチングを見せ、9勝目(9敗)をマーク。フィリーズ先発のアーロン・ノラは2本のアーチを浴びるなど、5回途中6安打6失点でノックアウトされ、8敗目(12勝)を喫した。 【動画】メッツのピート・アロンソが32号ソロを放つ 両軍無得点で迎えた5回表、メッツは無死1・2塁からフランシスコ・アルバレスの8号3ランで均衡を破ると、一死1・2塁からブランドン・ニモにも19号3ランが飛び出し、一挙6得点のビッグイニングに。6回表にはフランシスコ・リンドーアがタイムリー二塁打を放ち、7対0とリードを広げた。8回表にハリソン・ベイダーの12号3ランで2ケタ得点に到達すると、9回表には野手登板のコディ・クレメンスからピート・アロンソが32号ソロを放ち、ダメ押しの11点目。9回裏にブランドン・マーシュの15号3ランで完封勝利こそ逃したが、3連戦の初戦を制し、貯金は今季最多の15となった。 気になるのは7回裏の守備から途中交代した「MVP候補」のリンドーアの状態だ。球団の発表によると、交代の理由は「腰の痛み」だという。この時点で7点差がついていたため、大事を取った可能性もあるが、数試合欠場するような事態になれば、あと3盗塁に迫っている2年連続の「30-30」を達成できず、MVP争いからも後退することになるかもしれない。ワイルドカード争いを続けるチームにおいて、攻守両面で必要不可欠な戦力であることは間違いなく、メッツとしては重症でないことを願うばかりだろう。