「非常戒厳より私の体が非常事態」…韓国インフルエンサー「ダイエット広告」で批判殺到
【12月05日 KOREA WAVE】韓国のリアリティ番組「オルチャン時代」出身で人気インフルエンサーのホン・ヨンギが、非常戒厳宣言で混乱していた韓国で「私の体のほうが非常事態」として自身のダイエット補助食品を宣伝し、世論から厳しい批判を浴びている。 ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が3日深夜、非常戒厳を宣言したその約1時間半後、ホン・ヨンギはSNSに「私の体のほうが非常事態」と書き込み、共同購入で販売しているダイエット補助食品の写真を投稿した。 さらに、飛行機内から外を見つめる自身の写真を投稿し、「非常戒厳令のためファンミーティングの日程については明日改めて案内する」と公表した。その後、戒厳令が解除されたことを受けて、「戒厳令解除で(ファンミーティングは)そのまま予定通り進行する」と9時間後に投稿した。 このような投稿に対し、非常戒厳令で不安な夜を過ごした国民らはネット上で「軍の統制で国民の自由が消える可能性があったのに、非常事態じゃないとでも言うのか」「本当に腹立たしい。自分だけこの状況に無関係だと思っているのか」といった非難の声を寄せた。 ホン・ヨンギは批判を意識したのか、ダイエット補助食品の投稿を2時間ほどで削除したが、他の投稿はそのまま残している。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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