「道路の斜め線、入ったら違反?」 謎の「ゼブラゾーン」そもそも何のため? 過去には接触事故も! 道交法ではセーフ? でも一部都道府県ではアウトなの?
ゼブラゾーンと勘違いすると道路標識って?
ゼブラゾーンと似たような道路標識にはどのようなルールが存在するのでしょうか。 まず、ゼブラゾーンと勘違いされやすいのが「停止禁止部分」で、縞模様で囲んだ箱のような道路標識です。 停止禁止部分は、救急車やパトカーといった緊急車両等の出入り口、バスターミナルの出入り口などに設置されています。 この標識の上は、走行することは可能ですが、その上で停止することは禁止されています。
次に、間違えやすいのが「立ち入り禁止部分」です。先ほどの停止禁止部分に似ていますが、縞模様の周りに黄色い線で囲われているものです。 これは、見通しが悪いカーブや、車両の衝突の恐れがある箇所に設置されています。 名前の通り、立ち入りを禁止しているのですが、その模様の上を走行することも禁止されているので注意が必要です。 最後に、「安全地帯」の道路標識です。青地に白のチェックマークの標識がありますが、そのほかに道路標識もあります。 白の四角い枠を太めに黄色い枠で囲んだものと、三角や矢印のような形で縞模様になっているもので、路面電車の停留所や長い横断歩道の中間地点で見ることができます。 安全地帯は立ち入り禁止部分同様、通行も停止も禁止されています。 どれもゼブラゾーンに似ていますが、それぞれ通行や停止が禁止されているので、確認しておくことが大切です。 ※ ※ ※ ゼブラゾーンと呼ばれる道路標識は導流帯といい、車両の安全かつ円滑な走行を誘導するものです。 ゼブラゾーンの上は通行・停止ともに可能ですが、通行するときは周囲を確認しながら走行することが大切です。 ですが、ゼブラゾーンに似た道路標識では意味合いが異なるので注意が必要になります。
Peacock Blue K.K.