【台湾】コロナ中等症・重症、1週間で25%増
台湾衛生福利部(衛生省)疾病管制署(疾管署)は11日、6月4~10日の1週間に新たに確認された新型コロナウイルス感染症の中等症と重症の患者は328人だったと発表した。前の週(5月28日~6月3日)の263人と比べて65人(24.7%)増えた。疾管署は流行期に入ったとの見方を示した。 4~10日に新たに確認された死者は20人。その前の週の26人と比べて6人減った。 直近4週間の変異株のモニタリング結果によると、コロナのオミクロン株から派生した変異株「JN.1」の域内での検出率は64%だった。直近で低下傾向にある。一方、「KP.2」と「KP.3」は上昇傾向にあり、それぞれ10%と9%だった。疾管署は変異株の流行について引き続きモニタリングするとしている。