メルセデスAMG、新型CLE 53 4MATIC+クーペを発表!499ps直列6気筒エンジンを搭載
メルセデスAMGは、スポーティでエレガントな2ドアモデル、新型「CLE 53 4MATIC+クーペ」を発表した。Cクラスの俊敏性とスポーティさ、Eクラスのスペースとステイタスという2つの世界の長所を兼ね備えたモデルで、搭載される3.0リッター直列6気筒エンジンは、排気ガスターボチャージャーと電気式追加コンプレッサーによるダブルチャージャーを備え、最高出力449馬力、最大トルク560Nm(オーバーブースト時600Nm)の強力なパワー出力を発揮する。内蔵されたスターター・ジェネレーターは、パワーとトルクを追加で発揮し、AMG SPEEDSHIFT TCT 9Gトランスミッションと完全可変AMGパフォーマンス4MATIC+四輪駆動システムが組み合わされる。
スポーツ性能も損なわない美しいスタイリング
印象的なデザインのフロント・エプロンは、中央部分がA字型に盛り上がっており、これにより、、大きなエアインレットが確保されている。これは、2つのクロス・スラットを備えたアウター・エアインレットにも適用されている。大きく張り出したフロント・リアフェンダーと、19インチ・ホイールにより、性能に劣らないアグレッシブなスタイリングを確立させている。筋肉質なリアは、流れるような表面、滑らかなトランジション、立体的なライトボディを持つ2分割のLEDライトが特長的で、車両のワイド幅を強調させている。 インテリアには、専用素材のARTICO人工皮革/マイクロカットブラックマイクロファイバー製インテグラルシートと、最新世代のMBUXインフォテインメント・システムが装備されている。12.3インチのドライバー・メーターと、縦型の11.9インチ・センターディスプレイにより、車両特性が一目瞭然となっている。各ドアでは、アームレストとベルトラインの輪郭に沿って、光の帯がリアエリアまで伸びている。
改良された3.0リッターM 256直列6気筒ターボエンジンを搭載
新型CLE 53 4MATIC+では、搭載される3.0リッターM 256直列6気筒ターボエンジンが全面的に改良されている。新しい電動式追加コンプレッサーと組み合わせることで、ブースト圧が増加し、連続運転で560Nm、最大12秒間のオーバーブーストで600Nmの高トルクを発揮する。電動追加コンプレッサーが改良されたことにより、エンジンの全体的なレスポンスが向上している。また、第2世代の一体型スタータージェネレーター(ISG)がハイブリッド機能を担うことで、23馬力のパワーと205Nmのトルクによる短時間のブーストを発揮する。最高出力は449馬力を発揮する。 3.0リッター直列エンジンは、AMG SPEEDSHIFT TCT 9Gトランスミッションと組み合わされ、このトランスミッションは、最適化されたシフト時間、素早い反応、ダブルデクラッチ機能、複数のシフトダウンを卒なくこなしてくれる。電子制御により最高速度は250 km/hに制限され、オプションのAMGドライバーズパッケージを装着すると270 km/hまで引き上げることができる。ドライビングモードは、「スリッパリー」、「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」、「インディビジュアル」の5つが用意されている。
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