エバラ、アウトドア施設開業へ 自社商品と好相性 きっかけは社員のアイデア
エバラ食品工業は11月21日、アウトドア施設を開業すると発表した。2025年秋の開業を予定している。キャンプやバーベキューができるアウトドア施設を運営することで消費者との接点を増やし、ブランドの認知拡大や自社商品のPRにつなげる狙いだ。 【画像】エバラがアウトドア施設を運営、理由は? エバラ食品工業では、全従業員が対象の社内提案制度を通じ、新規事業や新商品などのアイデア募集を行っている。今回のアウトドア施設のアイデアも、同制度から誕生した。 アウトドア施設の開業に当たり、同社は茨城県かすみがうら市と公有財産賃貸借契約を締結。第2常陸野公園(同市)の敷地4万5209平方メートルを活用する。施設名は「エバラアウトドアダイニング(仮称)」で、キャンプ場やバーベキュー場を中心に構成する。 エバラ食品工業は「アウトドアと当社商品の親和性を感じていただき、お客さまとの新たな接点の拡大やコミュニケーションの深化を図ってまいります」とコメントした。
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