日本維新の会・馬場伸幸代表 次期代表選への「不出馬」表明 衆院選の結果受け「人心を一新し 日本維新の会が再スタートを切ることが肝要」 吉村洋文共同代表や東徹氏に出馬求める声も
先月27日の衆院選で日本維新の会は比例票をおよそ300万票減らすなどして公示前と比べて5議席減らす結果に終わりました。 この結果を踏まえ日本維新の会は代表選挙を実施するか否かの投票を行い、代表選の実施に賛成が696票、反対が56票で、代表選を行うことが決まりました。
維新・馬場代表「人心を一新し日本維新の会が再スタートを切ることが肝要」
これに対し馬場代表は、6日自身のX(旧ツイッター)で、「今般の衆議院選挙の結果を受け”出馬しない”ことを決意いたしました。この際、人心を一新し日本維新の会が再スタートを切ることが肝要であると思います。今後は8番キャッチャーとして「日本大改革」の一助となるよう頑張って参ります」などとし、代表選に出馬しない意向を示しました。
代表戦には吉村洋文共同代表や東徹氏への出馬を求める声も…
現在、代表選へ立候補する意向を示している候補者はいませんが、維新の所属議員からは、大阪府知事を務める吉村洋文共同代表や、参議院から鞍替えし、先月の衆院選で初当選した東徹氏の出馬を求める声などもでています。
党幹部「与党過半数割れ、内輪揉めをしている場合ではない」
一方、党幹部からは「与党過半数割れで、今まさに政治的に重要な局面を迎えている中、内輪揉めをしている場合ではない。今こそ一致結束すべき時に、代表選挙を求める声が多いのは残念で、政局観がないと言わざるを得ない。」と苦言も聞かれました。 代表選は来月1日の実施を目指すとしていますが、党内で立ち上がる選挙管理委員会が日程を確定させることになっています。