【写真：Getty Images】

　UEFAユーロ2024（EURO2024）・グループリーグD組第3節、オランダ代表対オーストリア代表の試合が現地時間25日に行われ、オランダ代表が2-3の敗戦を喫して3位転落。さらに、フランス代表がポーランド代表と1-1で引き分け2位に。早くも優勝候補が潰し合いを行う可能性があると、米紙『ジ・アスレチック』が報じている。 【決勝トーナメント表】サッカー ユーロ2024（EURO2024） 　開催国のドイツ代表や無敵艦隊と呼ばれるスペイン代表が順当にグループリーグ突破を決めた一方で、グループD組では下馬評を覆してオーストリア代表が首位通過、フランス代表とオランダ代表が後に続く形となった。さらに、FIFAランキング3位のベルギー代表がグループE組で苦戦し、ルーマニア代表とベルギー代表、スロバキア代表とウクライナ代表が同じ勝ち点3で並んでいる。最終節の結果次第ではベルギー代表が首位通過を逃す可能性がある状況だ。 　予想外の出来事があったことで、決勝トーナメントの左側の組み合わせが死の山になるかもしれない。すでに左側の組み合わせにスペイン代表、ドイツ代表、ポルトガル代表、フランス代表が入ることが決まっている。状況次第でベルギー代表も加わり、ベスト16でフランス代表とベルギー代表が対戦する可能性がある。同紙は「ヨーロッパの主要国にとって朗報は決勝トーナメントに進出したことだが、一方で悪いニュースは多くの国が左側に入ったことだ。トーナメント表からわかるように、スペイン、ドイツ、ポルトガル、フランスが全て同じ左側で、決勝戦に進めるのは1チームだけ」と報じている。