神宮外苑再開発で…樹木の伐採開始 本数削減するも市民らは抗議
明治神宮外苑の再開発を巡って、三井不動産などの事業者が樹木の移植・伐採作業を始めました。当初の予定よりおよそ1年遅れの作業となります。 移植・伐採の対象となったのは高さ3メートル以上の樹木で、すでに解体作業が進められている明治神宮第2球場の樹木から作業が進められました。 外苑の再開発を巡っては、東京都からの要請を受けて見直した計画について、10月21日、事業者が都の環境影響評価審議会に説明を行っていました。都の担当者は見直し案の審議会への報告について「今回の変更が、環境に著しい影響を及ぼす恐れがあると認められない」としていました。 伐採が始まることを受け、第2球場の前には10月28日朝から伐採に反対する人が30人以上集まり、木を切らないよう訴えました。