復興へ大輪のエール 7月27日・金沢で北國花火2024
●被災の子ども招待 ●CF実施、支援広げる 金沢の夏の夜空を彩る「北國花火2024復興大会in金沢」(北國新聞社主催)は7月27日、金沢市大豆田本町の犀川緑地周辺で行われる。今年は、能登半島地震からの復興を願って特製の花火を打ち上げるほか、クラウドファンディング(CF)を活用して能登の子どもらを招待する。咲き乱れる光の大輪を鑑賞してもらい、被災者にエールを届ける。 北國花火大会は毎年、金沢を含む石川県内9カ所で開催している。今年は元日の地震の影響で、珠洲、輪島、七尾、穴水など能登エリアでの実施を見送ったため、代わりに金沢大会を「復興大会」と位置付けて開催する。 当日は犠牲者の鎮魂と一日も早い復興を願い、フィナーレの特製花火を含めた約1万2千発を披露する。 CFは14日に開始した。協力した人が被災地の子どもに金沢大会の観覧席をプレゼントすることができる仕組みで、特設スペースに被災した子どもやその家族を招き、心を癒やしてもらう。 このほか、金額に応じて花火大会の観覧席や珠洲産の塩、能登牛のステーキなどの特産品を返礼品として選べる。個人向けと法人向けのメニューを用意する。 CFの申し込みは専用ページ=QRコード、または、https://www.makuake.com/project/hokkokuhanabi/=から。