競泳・瀬戸大也 一部報道への声明言及「違うものは違うと」「4年前は好き勝手に書かれた」報道後は「メンタル的にもきてた」
競泳男子でパリ五輪代表の瀬戸大也(CHARIS&Co.)が6日、世界短水路選手権(ブダペスト)に向けて出発した。羽田空港で取材に応じ、競技活動から離れた家庭生活に関する記事が掲載された一部報道に、自身のSNSで厳重抗議と法的措置を検討する方針を示したことについて言及した。 【写真】練習中にあばら骨を痛めたと話す瀬戸大也 週刊文春が11月20日、妻で元飛び込み日本代表の馬淵優佳と今春から別居し、離婚協議を始めるとの記事を掲載。その後に瀬戸は、「TEAM DAIYA一同」名義で、「競技活動とは全く関係のない家庭生活に関する記事を掲載することは、明らかにプライバシーの侵害であり、名誉毀損にも該当する記述も含まれております」などとつづった。 この日は国際大会出発前ではあったが、SNSで発進した経緯を自らの言葉で説明。過去の事例を引き合いに出しつつ、「報道に対して違うことは違うと(言わないといけない)。4年前の報道の時は違うものは違うと言わずに好き勝手にいろいろと書かれたところがあった。今回はしっかりと言おうと思ってコメントを出させていただきました」と語った。 報道後は「メンタル的にもきてるところはあった」と気持ちは沈んでいたという。しかし世界短水路選手権へ向けて前を向き、この日の取材にもいつもと変わらず飾らない言葉でしっかりと対応した瀬戸。前人未到の400メートル個人メドレー7連覇へ「踏んだり蹴ったりですけど、やることはやっていきたい」と力を込めた。