ふるさと納税で福袋!? 節約アドバイザーが教える年内ラストチャンスの駆け込みテク
2023年10月にふるさと納税のルール変更がありましたが、そこまでの影響もなく年末になりました。2023年分の寄付は年内に済ませる必要があるため、寄付を予定している場合は後回しにせずに済ませるようにしたいものですね。でも悩んでいるうちに結局面倒くさくなってしまい、寄付ができない……という方に向けておすすめの駆け込みふるさと納税テクを紹介します。 【写真】筆者がもらったふるさと納税返礼品、長崎県雲仙市の常備野菜セット5キロ5,000円 ■その1 あって困らないものを選ぶ お米やトイレットペーパーなどあっても必ず消費するものを選べば、生活の足しになります。お米にしても、返礼品の数がたくさんあってどの自治体のどの返礼品をえらんだらよいのかわからない!という方は、ふるさと納税サイトの検索機能を使って、お気に入り順やコメント順に並び替えて評価が高いものから選ぶとよいでしょう。 ■その2 定期便にする 寄付の上限額がたっぷりあって、寄付先に悩む!という方は、お米や肉、野菜などの定期便を選ぶと、寄付額も高額になるためおすすめです。定期便の返礼品を選ぶだけで、悩むことなく高額の寄付ができ毎月お米やお肉、野菜が届くのはいいですね。 ■その3 とりあえずポイントに換える 自治体によっては寄付金額に応じたポイントがもらえ、期限内にポイントを返礼品に交換できるところもあります。とりあえずポイントにして、後でゆっくりと返礼品を選ぶのもいいですね。 ふるなびカタログでは、ポイント制のふるさと納税ができます。一部有効期限がある自治体はありますが、ほとんどの自治体では有効期限がないため積み立てて返礼品を豪華にすることもできます。 ■その4 福袋でさらにお得に!? ふるさと納税の返礼品に福袋があることをご存じでしょうか。10月のルール改定で「お得」「コスパ」「ドカ盛り」といった適切な寄付先の選択を阻害するような表現ができなくなりました。しかし、「わけあり」「業務用」「支援」といったものは問題なく使えます。そこにさらに「福袋」もOKということで、これは今後もある意味期待できそうです。 ふるさと納税サイトで「福袋」で検索したところ540件ほど返礼品がヒットしました。恐らく来年は「福袋」を返礼品とする自治体とその数が増えそうです。 値上げが続く中、ふるさと納税の返礼品は家計の助けになりますので、返礼品選びの参考にしてみてくださいね。 ■おまけ 9月にふるさと納税をした返礼品が12月に届きました。 長崎県雲仙市の常備野菜セット5キロ5,000円です。 玉ねぎ8個、じゃがいも14個、人参が10本入って、クール便で送られてきました。今年は人参が高いので、10本も入っているのはありがたいです。以前玉ねぎ10キロを別の自治体でお願いしたのですが、玉ねぎばかり10キロを消費するのは大変でしたので、今回は定番野菜の「にんたまじゃが」、にしてみました。これで自炊の助けになること間違いなしです。 ■ 丸山晴美 外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している
丸山晴美