J2甲府 大塚真司監督が続投 今季途中でコーチから昇格
サッカーJ2・ヴァンフォーレ甲府は2日、大塚真司監督(48)の続投を発表しました。 大塚氏は千葉県出身。現役引退後は大宮アルディージャの下部組織やトップチームでコーチを務め、ユースでは監督としても指揮。2022シーズンに甲府のヘッドコーチに就任しました。 3シーズンにわたり、コーチとして甲府の戦力強化に努めてきましたが、成績不振による篠田善之前監督の退任に伴い、今季途中の7月、監督に昇格。自身初の、Jリーグトップチームの監督に就任しました。 就任後の成績は、リーグ戦が5勝2分け7敗。「攻守一体」を掲げ、最低限のタスクだったJ2残留を果たしました。 天皇杯杯全日本選手権大会はJ1勢相手に1勝1敗。YBCルヴァンカップはJ1・川崎フロンターレとの準々決勝で敗れています。 クラブは大塚監督、佐久間悟社長のコメントを発表しました。
■大塚監督 コメント
「ファン・サポーターの皆様、またスポンサー様、地域の皆様には、日頃よりクラブを支えていただきつつ、チームを力強く後押ししてくださり誠にありがとうございます。このたび、クラブより監督としての契約延長オファーをいただき、引き続きチームの指揮をとらせていただくことになりました。今シーズンの途中に新監督として就任し、皆様により多くの勝利を届けるために、『チーム一体/攻守一体』という言葉をキーワードに選手スタッフと全力で取り組んで参りましたが、期待に添えるだけの勝利と喜びをお届けすることができず、大変悔しく不甲斐ない気持ちでいっぱいです。まずは、今シーズン残り2試合をホーム小瀬で皆様と喜びを分かち合うために全力で戦い抜きます。今シーズンこれまで積み上げてきたものをさらにしなやかで強固なものに成長させ、『勝ち続けるチーム』『止められないチーム』となるために、改めて強い覚悟を持って全力で進んでいきたいと思います。ヴァンフォーレ甲府が目指すJ1昇格への道のりには皆様の力が必要であり、共に歩んでいただきたいと強く思っております。引き続きご支援ご声援の程、よろしくお願いいたします」