東電柏崎刈羽原発が立地する新潟・刈羽村長選、現職の品田宏夫氏が無投票で7選 再稼働肯定派
任期満了に伴う新潟県の刈羽村長選が11月12日告示され、無所属現職の品田宏夫氏(67)のほかに届け出はなく、無投票で7選が決まった。刈羽村長選の無投票は2016年以来、8年ぶり。 【写真】品田宏夫氏の写真と刈羽村の位置はこちら 品田氏は村議3期を経て、新人5人が争った2000年の村長選で初当選。20年の前回選挙は新人候補に大差を付けて勝利した。今回も村議の大半や商工団体などの多くが支持した。 地元同意が焦点となる東京電力柏崎刈羽原発の再稼働については肯定的な立場を取る。7期目は 従来注力してきた農業改革や、高齢者支援に引き続き取り組むとしている。 11月12日午後5時に立候補の届け出が締め切られ、無投票当選が決まると、上高町の選挙事務所に集まった支持者から大きな拍手が送られた。品田氏は「うれしい半面、4年間の重責を担う厳しさも感じている。気持ちを新たに、村民と一体となって村政を進めていく」と決意を述べた。