若元春は大関取りの最初のハードルを越える 大栄翔を突き落として小結で10勝目
◆大相撲九州場所千秋楽(24日、福岡国際センター) 東小結・若元春(荒汐)が西関脇・大栄翔(追手風)を突き落として三役として10勝目を挙げた。 取組後、八角理事長(元横綱・北勝海)は「これが第1歩でしょう。内容はイマイチだけど、逆にこの1勝は大きい」と話した。 また審判部の高田川部長(元関脇・安芸乃島)は「扉を握ったというところですね。これから開けて、中に入らなければいけない。第1歩、そうですね。部屋には若隆景ら稽古相手がたくさんいますから。切磋琢磨していい相撲を取ってですね」と期待を寄せた。
報知新聞社