37歳モンフィス 3年ぶりの芝大会でいきなり4強へ<男子テニス>
マヨルカ・チャンピオンシップス
男子テニスのマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)は27日、シングルス準々決勝が行われ、第6シードのG・モンフィス(フランス)が世界ランク122位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-3, 4-6, 6-4のフルセットで破り、ベスト4進出を果たした。 【モンフィスらマヨルカ・チャンピオンシップス組合せ】 2021年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来となる芝大会出場となった37歳のモンフィスは今大会、1回戦で元世界ランク3位のD・ティーム(オーストリア)、2回戦で世界ランク65位のR・カルバレス バエナ(スペイン)を下し8強入り。準々決勝では元世界ランク9位のバウティスタ=アグとの激突となった。 この試合、モンフィスは6本のダブルフォルトを犯しながらも15本のサービスエースを記録。ファーストサービスが入ったときには77パーセントの確率でポイントを獲得しバウティスタ=アグのブレークを3度に抑えた。リターンゲームでは計8度のブレークチャンスを創出し4度ブレークに成功。2時間32分の熱戦を制してベスト4入りを決めた。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはモンフィスのコメントが掲載されている。 「とてもタフだったよ。ロベルト(バウティスタ=アグ)は素晴らしいファイターだ。最後は緊張しているのがわかった。観客は僕らふたりを応援してくれていたから、大きな戦いになったね」 準決勝でモンフィスは第4シードのA・タビロ(チリ)と対戦する。タビロは準々決勝で世界ランク85位のJ・メンシク(チェコ)をストレートで下しての勝ち上がり。 同日には予選勝者で世界ランク289位のP・ジュブ(イギリス)と同54位のS・オフナー(オーストリア)が4強へと駒を進めた。