【陸上】衝撃Vの久保凜 いとこは久保建英 サッカー少女時代の憧れは澤穂希とブラジルのスター選手
◇陸上・日本選手権最終日(2024年6月30日 新潟・デンカビッグスワンスタジアム) 【写真あり】ピンクの勝負鉢巻をつけて激走した久保凜 女子800メートル決勝で、東大阪大敬愛高2年の16歳・久保凜が2分3秒13の自己ベストをマークして初優勝を飾った。高校2年生での同種目制覇は99年の西村美樹以来、25年ぶり。女子初の中長距離3冠を狙った田中希実(ニューバランス)に勝ち、快挙を達成した。 08年1月20日生まれの久保は、サッカー日本代表の久保建英(レアル・ソシエダード)のいとこ。久保も小学1年からサッカーを始め、和歌山・串本JFCでプレーしていた。 高学年で祖母のすすめで駅伝大会に出場し、いきなり区間賞を獲得。潮岬中から本格的に陸上を始め、23年に東大阪大敬愛高に入学し、急成長を遂げた。 サッカーをしていた頃は女子日本代表MF澤穂希やブラジル代表FWネイマールが好きだった少女が、さっそうと日本最高峰のトラックを駆け抜けた。