「最後の最後にチャンスがきた」石川遼が逆転で今季2勝目 大会最多4度目V&史上12人目ツアー通算20勝の記録ずくめ
◇国内男子ゴルフ・三井住友VISA太平洋マスターズ最終日(10日、静岡・太平洋クラブ御殿場コース) 男子ゴルフ三井住友VISA太平洋マスターズでは、石川遼選手が逆転勝利で今季2勝目。大会最多4度目の優勝を決めました。また、史上12人目となるツアー通算20勝を達成です。 最終日、石川選手は首位と1打差の2位で迎え、3番でこの日初バーディーを沈めると、7番からは圧巻の3連続バーディー。前半で4バーディー、ノーボギーとスコアを伸ばして首位に浮上します。 しかし、11番でこの日初めてのボギーとすると、13番もボギーとし、一時は2位に後退。それでも最終18番の前に谷原秀人選手、河本力選手と通算10アンダーのトップに並ぶと、イーグルパットこそ外したものの、バーディーフィニッシュ。逆転で今季2勝目を挙げ、さらに大会最多となる4度目の優勝、史上12人目となるツアー通算20勝を達成しました。 石川選手は試合後「すごく良いゴルフができたなという気持ちでいます。後半はチャンスを中々ものにできなかったんですけど、最後まであきらめずにやりたいなと思ってやっていて、チャンスが最後の最後にやってきたので我慢してて良かったなと思います。これから残りのツアーも盛り上げていけるように頑張ります」と振り返りました。