うまく進まない去就

アーセナルでは定位置確保できず photo/Getty Images

エヴァートンはアーセナルのFWFWエディ・エンケティア（25）の獲得に向けたオファーを準備しているようだ。英『Football Insider』が報じている。 ［動画］今季こそ悲願の優勝へ　アーセナルはウルブズとの開幕戦を危なげなく勝利 アーセナルの下部組織出身のエンケティアは今シーズンの去就が注目されている選手の1人だ。昨シーズン、公式戦37試合に出場し、6ゴール3アシストを記録しているが、スタメンは13試合のみとなっており、カイ・ハフェルツ、ガブリエウ・ジェズスに次ぐ3番手のFWという立ち位置になっている。 そんなエンケティアは同じくアカデミー出身でフラムへの移籍を果たしたエミール・スミス・ロウ同様に出場機会を求めて新天地への移籍を希望していると考えられていた。しかし現在に至るまで交渉はうまく進んでいない。移籍間近かと思われたマルセイユへの移籍も破談となり、ドミニク・ソランケの後任として注目していたボーンマスもエヴァニウソンを獲得し、移籍は実現していない。 そんななか、エヴァートンがエンケティアへのオファーを準備しているという。しかし、ショーン・ダイシ監督はウイングと中盤の補強を優先的に考えているようで、エンケティア獲得へ実際に動き出すには移籍が注目されているドミニク・カルバート・ルーウィンの去就も大きく影響するという。 またチェルシーのアルマンド・ブロヤにもエヴァートンは注目しているようだが、エンケティアやブロヤを完全移籍で獲得するのは資金面で厳しいと考えており、レンタルでの獲得を望ましいと考えているようだ。 ここまで興味を示すクラブは多いが、移籍には至っていないエンケティア。アーセナルの開幕戦はベンチ入りするも、出番は回ってこなかったストライカーの今夏の去就に引き続き注目だ。